2022年1月14日金曜日

神様の憂鬱

  

<訪問者へのウエルカム>

日頃当社の仕事をしてくれているコーデイネータのYさんが

年明けのご挨拶にと訪問してくれた。

コロナ感染者が急拡大している中なので

気持ちだけ受け取っておく旨を伝えたが

「顔だけでも」と気持ちよい返事が嬉しくもあった。

せっかくなのでまだ松の内、 

甘味がホッとする、お取り寄せした島根の煎茶を

おめでたい時に使う朱赤が入ったお湯のみで出そう。

虎屋の羊羹も虎年にちなんで縁起が良い。

そうそう出世開運のご利益大黒様をテーブルに置いてみようっと。

               事務所 虎の置物に変えて

              松の内 えびす様と大黒様     

<神様の小話>

七福神が相撲を取る江戸小話がある。

えびす様が大黒様とがっぷり四つに組み土俵の外に投げた。

ところが行事が軍配を上げてくれない。納得のいかないえびす顔に

「見事な投げだがえびす殿の鯛が先に落ちたもので」という。

いつもニコニコわきに鯛を抱えて笑う福の神は商売の神様。

今年もエフブンノイチや当社にかかわってくれているみんなを

見守っていてほしい。

<えびす様>

神として不完全な身体に生まれたえびすは

両親に船に乗せられ海に流されたと伝わる。

商売繁盛の信仰を集める神様にも苦難に見舞われる過去があったらしい。

              おめでたくウエルカムを 

 <大黒様 

大黒様は財福の神 文化発展に必要な神といわれる。

打ち出の小槌からたくさんのご利益がありますように・・。 

この思い 若い彼女に、

「伝わるかなぁ~ たぶん伝わらないだろうなぁ~。」

「おいし~い」と言いながら

マスクをつけたり外したりしながらの彼女の顔は

まさにえびす顔そのものだった。

今年も一人増えたご家族が安泰に過ごせますようにと帰りの車を見送った。

<神様の憂鬱>

ここ2年 日本中の商売繁盛祈願が多すぎて、きっと神様はお困りでは・・。

打ち出の小槌も限界 ひょっとしたら小槌を振りすぎて腱鞘炎に?

神様たち また苦難に見舞われて憂鬱かもしれませんが、

どうか見守っていてください。    22・01・14  長塩