2015年6月9日火曜日

ガウディデザインのルーツとは・・・

初めまして。

インテリアコーディネーターの藤原です(^^)


先日、仙台メディアテークで開催されている、「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」へ行って参りました\(^o^)/


かる~く見る程度・・・と思って行ったのですが、2時間程度居たでしょうか。
とても見ごたえのあるボリュームと内容でした。



ガウディと言えば、サグラダファミリアですが、彼は建築のみならず、家具や建具をもデザインしました。


有名な肘掛椅子がこちら。


なんと、展示の中に、忠実に再現した椅子があり、座ってみることができました!!


人間工学に基づいているそうですが、見た目には硬そう・・・


と、思っていましたが、座って納得。

曲線が体にマッチ!

まるで、体をそこに乗せて、そのまま形にしたような・・・



ガウディのシンボルとなっているこの曲線は、ただの曲線ではなく、人体や植物、生き物、海や山といった自然を表しているのです。

そしてそのルーツは、幼いころに体が弱くて患ったリウマチにより、自由に駆け回ることができないガウディが、身近にあった自然をめいっぱい観察していたことから来ていたんですね。


彼はこう言っています。



「人間は創造しない。自然のなかから発見するだけだ」



偉業を成し遂げた彼ですが、ルーツはごく自然であり、何より人を大事にしてきたことがわかります。

だからこそ、歴史に名の残る建築家となったのでしょう。




展示は仙台メディアテークで、7月12日までやっています。

井上雄彦さんの演出が心に染みて、感動しました。


特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉- の詳細はこちら